CHIKARA WORKSHOP UPCOMING AND PAST

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WORKSHOP

UPCOMING WORKSHOP

大田区立馬込小学校 わくわく体験
宇宙の箱で、詩(うた)をつくろう
会期:2012年7月27日(金)
時間:11:00〜16:00
会場:大田区立馬込小学校
対象:大田区立馬込小学校生徒
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TWS×夕張市 レジデンスプログラム(仮)
会期:2012年8月11日(土)〜8月31日(金)
場所:夕張市
参加作家:遠藤一郎チーム、栗林隆チーム、永岡大輔+松本力

PAST WORKSHOP

大森アート・ヴィレッジ プロジェクト
ワークショップ「大森の絵巻物」
会期:2012年3月18日(日)
時間:13:00 pm.〜18:00 pm.
会場:大田文化の森 4F第3集会室 (大田区中央2-10-1)
対象 :小学3年生以上、どなたでも
予定人数:20~30名ほど
参加費:無料
問合せ:松本力 teo_chikara@ybb.ne.jp

大森アート・ヴィレッジ プロジェクトの参加者の方々と、大森の人々の「いま」を絵巻物として制作し、絵巻物マシーンを使用して、映像と詩による表現を、3/20(火・祝)の同ステージイベントの一つとして発表します。

ブルームバーグ「ピクニック」
会期:2011年10月29日(土)
会場:キャプテン翼スタジアム
時間:12:00〜16:00
対象:ブルームバーグ社員ならびにそのご家族
出演:音楽家・VOQ (本多裕史)

ひとつの会場を世界6都市(NY、ロンドン、東京、ムンバイ、ブラジル、HK)に分け、各ゾーンではそれぞれの国にちなんだアクティビティが開催されます。松本は、ムンバイゾーンでのアクティビティを「絵巻物マシーン」で担当します。

「ART X HUMAN RIGHTS TOKYO 2011」-->
会期:2011年10月28日(金)
会場:株式会社デジタルガレージ9階
渋谷区恵比寿南3-5-7 (恵比寿駅徒歩6分、代官山駅徒歩3分)
時間:第一部 16:00~/第二部 18:00~
助成:株式会社ラッシュジャパン
協力:株式会社デジタルガレージ
企画協力:アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
参加費:第一部 無料/第二部 1,000円
定員:第一部 50名/第二部 約238名
お申し込み方法:こちらのページより事前登録手続きをお済ませください。-->
※第一部および第二部両方にお申し込みいただくことも可能です。
お問い合わせ:ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京事務所 土井香苗、吉岡利代
Tel: 03-5282-5160 Email: riyo.yoshioka@hrw.org
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この度、アメリカに拠点を置く人権団体、ヒューマン・ライツ・ウォッチの東京事務所が、東京恵比寿および新潟十日町の2会場にて、イベント「ART X HUMAN RIGHTS2011」 を開催します。エイトは、東京会場でのイベントの企画協力を行っています。恵比寿で開催される10月28日(金)の回は2部構成となっています。

第一部では、まず、認定NPO国際子どもセンター代表理事の甲斐田万智子氏より、主にカンボジアの子供たちが置かれている現在の状況についてお話を伺います。その後、アーティストの松本力と永岡大輔が、カンボジアのエイズ孤児のために開催したアートワークショップの活動について紹介します。

第二部では、2005年アカデミー賞ドキュメンタリー部門受賞作品「未来を写した子どもたち-BORN INTO BROTHEL」の監督ザナ・ブリスキ氏(Zana Briski)を招いて上映会を行います。本映画は、インド・カルカッタの売春宿でたくましく生きる子どもたちが、監督が開催した写真教室をとおして希望を得ていく物語を映し出し、鑑賞者に人間の尊厳の回復にアートが果たし得る役割を考えさせます。上映終了後には、監督やヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗氏をはじめ、、豪華ゲストを交えたトークも行います。

また、上記の他、松本力が映画のなかで子ども達が撮影した写真からインスピレーションを得て作成した映像作品も展示される予定です。

ご興味のある方は、詳細をウェブサイトにてご確認の上、ぜひご参加ください。
皆様のご来場をお待ちしております。

「宇宙の箱をつくろう。」
会期:2011年10月15日(土)
会場:品川区立大間窪小学校
対象:小学5年生 (3クラス)

都筑アートプロジェクト TSUZUKI Art Project 2011
「唐箕(とうみ)型絵巻物マシーンと絵巻物をつくる。」
会期:2011年9月28日(水)〜9月29日(木)
時間:13:30〜17:30
会場:大塚・歳勝土遺跡公園内 都筑民家園
224-0028 横浜市都筑区大棚西2番 大塚歳勝土遺跡公園内
TEL: 045-594-1723 / FAX: 045-594-2019
対象:横浜市立中川中学校美術部の生徒さん

まんまる AUTUMN CAMP
会期:2011年9月17日(土)〜9月18日(日)
会場:東京都西多摩郡檜原村藤原 旧藤倉小学校
交通:常磐道から首都高を経由して中央自動車道「八王子IC」下車、滝山街道経由、檜原街道沿い「檜原村役場」まで、およそ24km、45分、「檜原村役場」から「いこいの森ふじくら」(旧藤倉小学校)までは、およそ25分です。
主催:まんまる -->
manmaru_a-camp917.pdfmanmaru_a-camp917_2.pdf

9/17 プログラム
14:00 集合
15:00 神戸岩 (渓谷)で川遊び、檜原村の温泉
17:30 夜ごはん
18:30 影絵、ちからタイム、花火
20:30 就寝

9/18 プログラム
7:00 起床
8:00 朝ごはん
9:00 草原で遊ぼう
11:00 檜原村のおばあちゃんの昼ごはん
12:00 みんなで遊ぼう (お絵描きTシャツづくり)、ダンス
15:00 解散

「まんまる」が定期的に交流している大倉保育園(いわき市)のこどもたちは、普段、外で遊ぶことができません。運動会も室内で開催するそうです。
そんなこどもたちに、自然の中で思いっきり遊んで欲しい。
そんな思いから、今回、東京・桧原村の廃校となった小学校「いこいの森・ふじくら」でオータムキャンプを企画することにしました。
9月17(土)、18日(日)の1泊2日。桧原村で採れた食材を使っての桧原村ごはんや、山や川に囲まれた豊かな自然の中でめいいっぱい遊んでもらうキャンプです。
このオータムキャンプの実現に向けて、開催を支える寄付をしてくださる方を募集しています。

オータムキャンプ開催 寄付の募集
通常のまんまる活動に対する寄付とは別枠で、オータムキャンプ開催に対しての寄付を受け付けています。
1口 3000円から。募金の目標額は交通費や食事代を含めた8万円です。
寄付していただいた方には、オータムキャンプのレポートと、更に、キャンプに参加してくれたこどもたちと一緒につくったトートバックをお送りします。

まんまる支援金振込先
ゆうちょ銀行 振替口座
口座名称:マンマル
口座番号: 10280-1014494

他行からの振込受取口座
店番:028
口座種目:普通預金
口座番号:1014494

*振り込みいただいた方は、お手数ですが、下記メールアドレスまで、お名前、ご連絡先をご連絡ください。
info (アット) ooo-manmaru-ooo.com ※(アット)の部分を@にして送信してください。

『THE SECRET GARDEN 記憶の鍵 Unlock the memories』
天使の話・失くしもののワークショップ -->
会期:2011年9月4日(日)
時間:13:00〜16:00
定員:10名 (要予約)
予約方法:Eメール secretgardentokyo(a)gmail.com まで、参加される方のお名前、人数、ご連絡先を明記し、タイトルを「9/4失くしもののワークショップ参加希望」とし、(a)を@に変えて送信ください。こちらから予約確認のメールをお送りさせていただきます。キャンセルされる場合は事前にご連絡ください。
参加費:寄付金制 500円〜
※参加費はカトリック世田谷教会を通じ、仙台司教区の教会へ、東日本大震災の義援金として寄付されます。
持ち物: ハンドタオル。エプロンまたは汚れても良い服装。材料(粘土、アクリル絵の具、装飾パーツ)はこちらでご用意させていただきます。とくにご自身で使いたい画材やパーツ等の材料がありましたら、どうぞお持ち下さい。
会場:カトリック世田谷教会 かまぼこ兵舎 -->
〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-12 (スズナリ裏)
交通:小田急線/井の頭線下北沢駅 南口徒歩5分 (小劇場ザ・スズナリの裏)
主催:Secret Garden Tokyo実行委員会 -->
協力:NPO法人 Arts Initiative Tokyo (AIT/エイト) / bitter films / Thumb and Cakes
参加作家:小林エリカ(作家)、VOQ(ボック/音楽家)、松本力(アニメーション作家)
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2011年4月にドイツのベルリンから、3月11日に起こった東日本大震災のチャリティーのために、アフリカのソープストーンを使った天使の石像が100体ほど教会へ贈られてきました。しかしそのうち26体は輸送中に欠けたり割れたりしてしまいました。今回の、小林エリカ、松本力、VOQの3名の作家/アーティストによるワークショップは、それらの割れた天使の石像を手に、参加者それぞれの “失くしてしまった大切なもの” への想いを込め、樹脂粘土や石調粘土、色々なパーツを使ったり色を塗ったりして自由に新たなかたちをつくりだすそうという試みです。また、天使にはそれぞれタイトルをつけていただき、VOQ本多裕史の音楽にのせる歌詞になり、小林エリカと松本力の天使のアニメーションと共に9月18日に教会の庭で行われるライブパフォーマンスで、聖歌隊と共にうたわれる音楽になります。
天使たちは9月18日まで教会の庭に通じる小道に飾られ、その後はお持ち帰りいただけます。

小林エリカ、依田理花

天使の話・失くしものの音楽について
小林エリカさんと松本力さんのワークショップに参加します。そこで語られるはずの失くしものの言葉たちと、僕がいま想像している音楽がぴったりと重なるとしたら、それはやっぱり天使のおかげなのかもしれません。そんな歌になったらいいなー。

VOQ

天使が夜になると窓辺にやってきてそっとノックをする。子どものぼくはおきあがって窓をあけると、これから飛んでいこうとさそってくれる。でもぼくとべないよというと、もっている余分の羽根を貸してくれて、「二人」して雲の彼方の国へと夜ごと旅立つ。こういう物語を地下鉄に乗っている間、母がいつもしてくれた。この話はいつか絵本にしようとおもう。だれのところにも天使は来てくれる、そしてその人のすることをみている。母のことばに天使に親しみを覚え、そしてすこしこわかった。いま、自分のすることに愛や畏れはまだあるのだろうか。むかし聞いたことがあると母が教えてくれたトルストイの「落穂の天使」の天使は神様から人間についての3つの問いかけをされる。人間には何が与えられているか、そして何が与えられていないか、人間は何によって生きるか。この民話の中に出てくる人たちは迷いながら自ずと支えあっていることを知らない。ぼくのすこしいじけた心に親友がささやいた、初めから何も失ってはいない、失うのは君ではない、と。目には見えない翼は、目に見えないまま、かたちは在るのだと、おもった。

松本力

メインイベント -->
会期:2011年9月18日(日)
時間:12:00〜21:30
会場:カトリック世田谷教会 (下北沢)、下北沢北口駅前食品市場

ワークショップ、街歩き
会期:2011年9月18日(日)
時間:調整中
会場:カトリック世田谷教会
出演:開発好明 (パフォーマンスアーティスト)、Alan Patton (アコーディオン奏者)

タムくんのアニメーションライブパフォーマンス
会期:2011年9月18日(日)
時間:調整中
会場:カトリック世田谷教会
出演:ウィスット・ポンニミット (マンガ家)

関連展示:丹羽良徳ネオンサイン
会期:2011年8月20日(土)〜9月18日(日)
時間:10:00〜24:00
会場:下北沢駅前食品市場内

その他関連イベント
「Secret Tea Party」 (庭でのお茶会)
「風船であそぼう」
「子供向け、大人向けワークショップ」
「サイレント映画などの上映」
※物販、飲食ブースもあります。(敬称略)

場所や人の持つ "記憶" をテーマに、今後の道路予定地である教会をメインに行われる、アートを通じて経験を共有する参加型イベント

小林エリカ
1978年東京生まれ。作家・マンガ家。2007年と翌年 ACCの招聘でアメリカ、ニューヨークに滞在。現在、東京在住。2010年春よりkvinaメンバーと共に英語・日本語・エスペラント語三ヶ国語のセルフ・パブリッシング・シリーズLIBRO de KVINAをたちあげる。著書は小説に『空爆の日に会いましょう』、詩をモチーフにしたコミック『終わりとはじまり』(共にマガジンハウス)、 『この気持ちいったい何語だったらつうじるの?』(理論社YA新書よりみちパン!セ)などがある。最新刊はアンネ・フランクと実父の日記をモチーフにした『親愛なるキティーたちへ』(リトルモア)9巻組のコミック『iii』(LIBRO de KVINA)がある。
http://www.homesickless.org/flowertv/

VOQ
音楽家。バンド「オルガノラウンジ」のボーカルとして活動。2010年よりソロ名義「VOQ」(ボック)をスタート。主な活動は、自身の作品制作とライブ、映像作品や展覧会への楽曲提供などである。絵かき/映像(アニメーション)作家 松本力との、音と映像によるライブパフォーマンスを継続して行っている。歌詞をすらすら書けるようになりたい。いま読んでいる本は「うみべのまち」「パーキー・パットの日々」「グッド・バイ」。最近読み終わった本は「親愛なるキティーたちへ」。
http://www.myspace.com/v0q

丹羽良徳
http://www.niwa-staff.org/
http://www.aikowadagallery.com/

ウィスット・ポンニミット (マンガ家) http://soimusic.com/wisut/
開発好明 (パフォーマンスアーティスト) http://www.yoshiakikaihatsu.com/
アラン・パトン (アコーディオン奏者) http://www.myspace.com/alanpatton

大田区立馬込小学校 わくわく体験2011
「アートでライブをいっしょにやろう」
会期:2011年8月22日(月) 10:00〜15:00
会場:大田区立馬込小学校
対象:大田区立馬込小学校生徒、全学年(1、2年生は保護者の同伴が必要です) 、定員30名ぐらい
講師:音楽家・VOQ (本多裕史)、松本力
アートでライブ.pdf

絵かき/アニメーション作家・松本力さんとみんなで、音をつくったり、絵を描いたりしていっしょにライブをやってみよう!
大田区立馬込小学校 わくわく体験2011
指編み毛糸帽子をつくって、東日本災害地のおともだちに送ろう」
会期:2011年8月17日(水) 10:00〜12:00 ひもづくり
   2011年8月18日(木) 9:00〜15:30 帽子にする
会場:大田区立馬込小学校
対象:大田区立馬込小学校生徒、全学年(1、2年生は保護者の同伴が必要です)、定員20名ぐらい
講師:松本由伎子 (テオの帽子アトリエ)、松本力
指編み毛糸帽子講座inわくわく.pdf

指でリリアン編みのひもをつくって、楽しい色や形の帽子をつくります。毛糸の色を変えたり、ほそい毛糸を何本か、よりあわせてもおもしろいです。ボンボンもつくってつけることができます。帽子一つ一つにつくった人のメッセージをつけます。今年の秋、冬に東日本のおともだちに届けます。

島市で時間の映画をつくるアートプロジェクト
「ミシマヒコ、ミシマヒメ」
会期:2011年8月14日(日)〜16(火)
時間:13:00〜17:00 (8月14日), 10:00〜17:00 (8月15日〜16日)
会場:三島市内およびGALLERY エクリュの森 -->
住所:三島市大宮町2-16-11
交通:三嶋大社から徒歩1分
対象:出演者…三島出身または三島在住の、親子、夫婦、恋人、友人同士×5組 (計10名)
   スタッフ…出演者を応援するご家族やご友人の方々 (計10名)
応募方法:GALLERT エクリュの森までお電話またはメールにてご応募ください。
     ※出演者の方は1組のどちらかの方が代表してご応募ください。
     TEL: 055-976-2320 (営業時間 火-土 12-18pm) / E-mail: info@ecru-no-mori.jp
応募締切:2011年8月6日(土) ※定員に達し次第締め切らせていただきます。
用意すること:
このアートプロジェクトの趣旨をお読みいただいて、ご自分の時間にまつわる話をもとに、親子で、夫婦で、恋人へ、友だちへ、大切な人たちにいましてあげたいことを、自分だけのプロジェクトとして、そのシナリオを考えてください。詳しくは、事前説明会にて講師の作家からお話しします。
DM_ORANGE_RGB.pdftext of MISHIMAHIKO_MISHIMAHIME_DM.pdf

事前説明会
会期:2011年7月30日(土)
会場:GALLERY エクリュの森

アートプロジェクト「ミシマヒコ、ミシマヒメ」について
 私はアニメーションの手法で絵を描いている、松本力です。この夏、三島のみなさんとアートによる3日間のプロジェクトを開催したいとおもっています。「映画」のようなもの、一つの映像作品を共同制作したいと考えています。この「映画」のテーマにしたいものは、時間の話についてです。
 今回の大震災や事故のような多くの人々が多くの人々を失う時に、自分の生き方のいままでとこれからが続いていることを考えていました。人は社会の中で、大勢の中の一人として、誰かと誰かと三人以上でいるときや、その誰かと別れて家に帰って一人でいるようなとき、あるいは、夫婦、恋人、親友、親子など、二人でいるようなときに、いつもどのような自分なのでしょうか。
 私は絵を仕事にしているので、作品に依って誰かにとっての自分の在り方をはかってきました。自分は自分で在るかどうか。そんな心の願いですが、誰かに自分の気持ちを隠してしまったり、うまく伝えられなかったことのほうが多かったのです。そして、自分が、失ってしまったと感じたり、気がつかなかったうちに過ぎ去ってしまっていたと考えていたものが、今までもこれからも変わらずに在ったことも知りました。いままでどれだけ多くの人との関わり合いの中で生きて来られたかを考えると、自分だけは自分の全てを知っているかどうか、わからなくなってきます。自分が自分でいられるのは、ほんの一瞬でしかないかもしれないのです。誰かが自分にまなざしをくれているとき。
 社会のことから身近なことまで、相手のことを考えることで、自分がそのことに向き合えているのかどうかを考えてきました。人と人はどのように違うのでしょうか、また、違わないのでしょうか。表現をして作品をつくるときに、そのことをいつも考えているのですが、忘れてしまったりもしてるのです。でも私は、人を過去に連れていくものが、同時に未来から連れ戻ってきてくれるものだとも想っています。その人が、自らの夢の中に飛び込んでいくことが、その人の未来をつくっていくことになるかもしれないとおもうのです。人にはそれぞれの時間がながれていると、親しい人がぼくに話してくれたことがありました。
 この機会を使って、みなさんが生まれて考えてきたことを表現する小さな映像の旅に出てみませんか。こどもたちで、親子で、またはご夫婦で、恋人同士で、表現して、短い時間だけれど、3日後へタイムトラベルしてみませんか。例えば、こどもたちからみて、お母さん、お父さんは何を考えて生きてきたか。そのお父さん、お母さんからみて、そのまたお母さん、お父さんが何を考えて生きてきたか。そう考えていくと、決してその人のその時には戻れないけれど、いまいてくれる、お父さんやお母さん、おじいさんやおばあさんの、いまの時間を交差させることで、お互いの中の過去や未来の気持ちが、今の中にみえてくるかもしれません。そのためには、なにをしたらいいだろうか。手紙を書いてそれをその人の前で読んでみようか。なにかかたちのない贈り物はできないだろうか。もし、それができたら、またいつの日にか、思い出して必要な時に、そのことをして映像になったことが、過去ではなく未来から戻ってきてくれるはずです。
 映像制作は、時系列に記録していったことを、編集で、結果からはじまって、起因にいたる道を逆さまに組みかえていきます。もちろん、撮影している時もそんな気持ちで、過去へタイムトラベルしていくような気持ちでやりたいとおもいます。
 天災や事故があっても忘れ得ぬのは過去や未来が去来する時空間の流れを続いていく私たちの意志だとおもいます。この共同制作の作品はみんなでつくるものだけど、受け取っていくのはみなさんの中の一人一人の心であると信じています。どうぞよろしくお願いします。

夏休み子どもミュージアム
ミュージアムで楽しい体験をしよう! 「ミニ絵巻物マシーンで色彩の旅にでよう。」-->
会期:2011年7月27日(水)、29日(金)
時間:14:00 pm.〜16:00 pm.
会場:川崎市民ミュージアム、逍遥展示空間 -->
〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力1-2
電話:044-754-4500
参加費:無料 (事前申込制、定員35名)

大田文化の森運営協議会事業/公募企画「アート、アニメーションをつくろう。」
会期:2011年5月6日(金)、13日(金)、20日(金)、28日(土)
時間:18:30 pm.〜21:30 pm.
会場:大田文化の森 美術室、多目的室
対象:小学生(保護者同伴)〜大人
参加費:2000円(材料費他)
art_animation.pdfArt_Animation_ura.jpg

 日常の中で考えている事を題材に、自分の為のアニメーションを作ります。アートを体験し、考える場にしたいと思います。参加者のみなさんとアートについての話を重ねながら、自己表現について考え、実践します。「絵巻物マシーン」と名付けた手製の映像装置を使って、絵巻物状の長い紙に1コマずつ絵などを描いて撮影し、その映像を編集して上映会をします。完成後の作品は、みなさんの生活や仕事の場で活かせるようなものにしたいと考えています。

出前アート大学 No.033 「大宇宙学芸会 in 宇宙船HANAMIDO」
会期:2010年6月23日(水)
会場:世田谷区立花見堂小学校
時間:8:45pm.〜12:15pm.(1〜4時限)
対象:小学校5〜6年生
主催:多摩美術大学校友会 出前アート大学実行委員会 -->
DSC_3995_.jpgDSC_3976_.jpgsc004aa116.jpgBadge of HANAMIDO.pdflogo HANAMIDO.pdf

 「出前アート大学」は、日本全国の小学校にアートをお届けする出張型授業です。今回のワークショップは、ダンボール製宇宙船型絵巻物マシーンを体育館に「建造」して、小学5、6年生32名のこどもたちが、その「宇宙船NANAMIDO」の中に乗り込んで、自分の未来に向けた出し物を「大宇宙学芸会」と銘打って行ったものです。世田谷区立花見堂小学校50周年記念誌に書かれた5年生の「1つだけ願いがかなうなら」と6年生の「将来の自分」のことばを事前に読ませてもらって、こどもたち一人一人に宇宙船の乗組員としての役割として「辞令書」を届けて、それぞれ「設計技師」「航海士」「医師」「料理人」「菓子職人」「パン職人」「キャビンアテンダント」「プログラムディレクター」「エンターテイナー(あそび)」「エンターテイナー(音楽)」として楽しんでもらうプログラムです。